Pediatric urology
外来でよく診るこどもの泌尿器科疾患には、以下のような疾患があります。
このような症状ありましたら、ご相談ください。
亀頭包皮炎
亀頭と包皮に間に発生する感染症です。陰茎の発赤、疼痛、時に排膿が認められます。抗生物質内服や、抗生物質含有の軟膏で治療します。
包茎
包皮口が狭いため、亀頭が露出できない状態です。
包皮は、乳幼児期の外尿道口の保護する機能があります。95%以上の男児は、思春期までに亀頭露出が可能になります。治療方針は、小児の無症状の包茎については、無理に治療は介入しない。包皮炎を繰り返す、包皮口が強度な狭窄で包皮が風船状に拡張する、嵌頓包茎などは手術適応になります。
手術方法は、主に背面切開術、環状切除術があります。
夜尿症
5歳以降で、1か月に1回以上の夜尿が3か月以上続く場合を夜尿症と診断します。
有病率は、5歳で15%、10歳で5%、15歳以上で1-2%とされています。
診断は、尿検査、排尿日誌、飲水記録、身体診察、病歴などで行います。
治療には以下のようなものがあります。
停留精巣
精巣が正常の陰嚢内存在せず、本来の下降経路の途中にとどまっているものです。
体温より2-4℃低い陰嚢内の環境が最適とされており、停留精巣の場合は無精子症や悪性化のリスクが高くなります。
治療は手術療法(推奨時期は1歳前後から2歳ごろ)となります。
陰のう水腫
精巣を包んでいる固有鞘膜腔内に腹水が貯留している状態です。
2-3歳頃まで経過観察し、消失なければ手術を検討します。
急性陰のう症